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尼崎市総合文化センター開館35周年記念事業 関西歌劇団第92回定期公演「リゴレット」@尼崎市総合文化センターアルカイックホール10/16(土)17(日) [鑑賞]

今月は ” キュウクツな ” 日々で
毎日、予定や案件を機械的に済ませて
お夕飯をいただいたら寝床に直行、と、いうことの
繰り返しです・・・(とほほん[あせあせ(飛び散る汗)]

週末は
そろそろ冬支度のためのお部屋の模様替えをしたいっ
お部屋でゴロンゴロンしていたいっっ
と、いうのが切実な願いだったりするのですが
秋は美味しい秋刀魚ちゃんと栗おこわと
そして
魅力的な公演がPANDAちゃんを呼んでいます(苦笑)

[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

今回は御縁があって2回聴く機会に恵まれました
どちらの公演も素晴らしかったですが
日曜日に聴いた「リゴレット」は

この瞬間にこの場所に身を置けたわたしは
とても幸運だった、と思えるような
いつまでも耳の記憶に残り続ける” 名演 ” でした

ヴェルディの作品には
どんなに端役(?)の登場人物にも
人間としての微妙な感情のようなものが示されていて

そんなキャラクターを歌声や演技などで
掘り下げて表現することで
その物語のなんともいえない ” 良さ ” のようなものを
感じることができるのですが

今回聴いて観た「リゴレット」は
物語が展開されていく過程や
登場人物の人間性がしっかりと伝わってくる
歌声と演技、そしてオーケストラの響き・・・
どれもがとてつもなく素晴らしかったです

一曲のアリアが歌われているさなかには
声色に特別な変化があるわけではないのに
ある瞬間には ” 卑屈さ ” を感じたり、はたまた ”悲哀 ” を感じたり・・・
聴いているだけで「リゴレット」の物語がどんどん
自分の耳から全身に広がっていくような感覚でした

舞台上では音楽で表現されている人間ドラマを
視覚からもしっかりと支えているような感じで
キャラクターのそれぞれの個性がくっきりと際立つように表現されていて

オーケストラは
たぶん通常のオペラの時よりも
はるかに少ない構成で演奏されていたようなのですが

そんなことは全く感じさせない
自然で迫力のある音量が物語の展開の緊迫感を
豊かで美しい響きや旋律が登場人物の個性に沿った雰囲気を
みごとに表現していました

土曜日は素晴らしい演奏と熱演で客席が沸きたっていました
日曜日は素晴らしい演奏と熱演に加えて
ライヴでも通常起こるか起こらないか、と、いう
” 劇場(舞台)の奇跡 ” に客席が、舞台が・・・皆でたちあっているような不思議な感覚が
劇場全体を包み込んでいました


遅ればせながら・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
「リゴレット」の詳しいあらすじを知りたい方は↓
http://my.internetacademy.jp/~a30505005/Rigoletto.html


関西歌劇団第92回定期公演「リゴレット」全3幕 原語上演(イタリア語)・字幕付

作曲◇ジュゼッペ・ヴェルディ 台本◇フレンチェスコ・マリア・ピアーヴェ 
原作◇ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『王は楽しむ』

指揮◇金井誠 演出◇岩田達宗
管弦楽◇ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

リゴレット 10/16 井上敏典 ◇ 10/17 田中勉
ジルダ       小山敦子 ◇      柴山愛
マントヴァ公爵   松本薫平 ◇      清原邦仁 他
                               
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