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オンワード樫山presents Autumn 2010 熊川哲也 Kバレエカンパニー 「コッぺリア」@神戸国際会館こくさいホール 10/11(月) [鑑賞]

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先に観劇していたお友だちが、コッペリウスの雰囲気が

木馬のマスターに似ている・・・と言っていたけれど・・・よーく似ていました(^_^;)[ぴかぴか(新しい)]


先月、大津で「トリスタンとイゾルデ」を聴いた翌日に
観劇してきました(いまごろの更新・・・とほほん[あせあせ(飛び散る汗)]

「コッぺリア」は
とある村でコッペリウスという風変わりで偏屈な老人が作った
機械仕掛けの自動人形の名前です

コッぺリアはとても可愛らしい容姿なのですが
自動人形独特のギクシャクとした動作しかできないので

コッペリウスは
自分が作ったコッぺリアになんとかして活き活きとした
人間の女性らしい動作を取り入れようと、日々研究・観察をしています

村人たちは
コッぺリアが人形だとは全く気がついていなくて
毎日窓辺で読書している美しいコッぺリアちゃんに
興味津々(きょうみしんしん)で
スキあらばコッペリウスの家に忍び込んで
コッぺリアちゃんと親しい仲になろうとするのですが
なかなかうまくいかない[あせあせ(飛び散る汗)]ところが・・・・

続きは長くなるので[あせあせ(飛び散る汗)]
詳しいあらすじを知りたい方は↓(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%A2


人形の名前が演目のタイトルになるくらいなので
舞台ではコッペリアの他にも色んな国際色豊かな
機械仕掛けの自動人形たちが登場します

この ” 人形 ” たちは、もちろんバレエダンサーが
” 人形の役 ” として登場するのですが
その踊り(?)と、いうか動きが ” 機械仕掛けの人形 ” そのもので
ものすごーーくびっくり、そして、感動しました

普通の(?)人間役のダンサーたちも
それぞれの役を魅力的に演じて踊っておられていました

コッペリウスが人間の女性の仕草や
理想の体型を観察するために
ヒロイン役の女のコを、ありとあらゆる角度から
” メジャーで採寸 ” するシーンは
漫画チックなパントマイム(?)のような
ほほ笑ましさを感じたし

二枚目半(?)役と思われる若者が
コッぺリアに会いたい一心で
真夜中にハシゴを片手に
ちょっぴり腰をかがめてイソイソと
コッペリウスの家に忍び込んでいく様相が
ほんとうに可笑しくて・・・

バレエといえば
瞳キラキラで[ぴかぴか(新しい)]情熱的に踊るものだと
勝手なイメージをしていましたが
こんなお茶目なこともされるのだなぁーと

バレエ観劇の楽しみ方がまたひとつ
広がったような気がしました

あ、もちろん
物語の進行の合間、合間に踊られる
踊りもとっても素晴らしかったです

客席のみなさんが一体どのタイミングで
拍手を贈られるのかが、まだよく
つかめないでいるのですが

バランスをとるのが難しそうなポーズのままで
一定の時間じぃーっとしている瞬間とか
ものすごく高さのある空中ジャンプや
連続ジャンプ、複雑なステップの連続などを
踊っておられているときに
みなさん熱狂的に拍手を贈っておられたようすです

だけど
たぶん、自分が素晴らしいっ! と、感じたら
拍手をしてもいいのでしょう・・・・ね?(^_^;?)

「コッぺリア」は物語の終盤で
コッペリウスが手塩にかけて作ったコッぺリア人形を
ヒロインの女のコに壊されて悲嘆にくれる、と、いう
少し哀しいシーンもあるけれど

総じてほほ笑ましくユーモラスで
なんだか
手塚治虫さんの漫画で感じる
ユーモアと重なるような感覚がありました

毎回思うことですが
人間の身体って、こんなことまで表現できるんだ・・・と
ただただ感嘆したひと時でした[ぴかぴか(新しい)]

それから
オーケストラの音楽は聴き馴染みのある旋律や
踊りならではの躍動感のあるリズムが
舞台上の踊りととってもよく溶け合っていました
なんの違和感もなくごく自然に鑑賞していましたが
踊りに合わせて演奏することって
きっと難しいでしょうね・・・(^_^;)
とっても素晴らしかったです


10月は待ったナシの案件にずーっと
追い立てられているような感じで過ごしていたので
大好きな劇場へ足を運ぶことすら正直ツライ、と、
毎回、出かける直前には感じていました[あせあせ(飛び散る汗)]

だけど、いざ客席で観劇しはじめると
10月に足を運んだ公演はどの作品も
とっても[ぴかぴか(新しい)]素晴らしいものだったので
疲労しきった身体にムチ打って観劇にいったことは
間違いではなかった、と、感じるきょうこの頃

いくつもの素晴らしい作品を
客席からしっかり受けとりました
その時の美しい残像や耳の中の余韻で
しばらく元気に過ごせそうデス[ぴかぴか(新しい)]

オンワード樫山presents  Autumn 2010
熊川哲也 Kバレエカンパニー 「コッぺリア」

芸術監督/演出/再振付 ◇熊川哲也  原振付◇アルトゥール・サン=レオン
音楽◇レオ・ドリーブ 指揮◇井田勝大  演 奏◇シアターオーケストラトーキョー

コッペリウス博士◇スチュアート・キャシディ
スワニルダ◇荒井祐子
フランツ◇熊川哲也
領主◇ブレンデン・ブラトーリック
宿屋の主人◇ビャンバ・バットボルト
コッぺリア◇星野姫 他



今夜の夕食
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nice!(8)  コメント(9) 
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コメント 9

くまら

味噌汁の具は・・・何か変わった物入ってるんでしょうか??
by くまら (2010-11-24 00:01) 

PANDA

くまらさま
ご来訪&nice!そして
コメントを寄せていただき
いつもありがとうございます!

お味噌汁の具は白菜、人参、油揚げです☆
白菜が・・・ショートパスタみたいに見えますよね・・・(^_^;)
by PANDA (2010-11-24 22:42) 

PANDA

xml_xslさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2010-11-24 22:49) 

PANDA

kurakichiさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2010-11-24 22:51) 

PANDA

Sazabyさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2010-11-24 22:55) 

PANDA

chiekoさま
ご来訪&nice!をいただき
ありがとうございます!
by PANDA (2010-11-24 23:02) 

PANDA

釣られクマさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2010-11-24 23:05) 

PANDA

sattonさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2010-11-24 23:08) 

PANDA

BRUCE06さま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2011-01-03 23:49) 

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