新装開店 準備中（3）

こんな日がくるなんて、と、
撃ち抜かれるような衝撃を受けることが
一生のうちで何度あるだろう

この夏観た「アリアーヌと青髭」を思い出した
知らなくてもいいかもしれないことを
知らずに、気付かずに過ごす生き方と
その反対の生き方と
どちらが幸せなのだろう
ここに許しが混ざっていなければ
どちらも不幸だと思う

今日は白いまぶしい光がずっと降り注ぐ一日だった
自分がどんなに暗い世界でまだもがいていたい、と思っても
問答無用で光は明るさを注ぎ続けて
明るい世界へ戻っておいで、と、いわれているような気がした

自分の意思に関係なく自然の光にはそんな力がある
光の恩恵に感謝しなさい、と、
尊敬している大事な人に教えてもらいました。

人間が頭の中で考えていることは
矛盾と荒唐無稽なものでいっぱいかもしれない
でも
それを自然の光が有無を言わさず
一掃させるだけのことなのだと思う
難しいことを考えてもわからない
ただ、
自然は偉大だ、と、いうことだけ。

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