健康第一

昨夜、NHKテレビで沢田研二さんの
一夜限定ライヴの特集番組が放映されていた

全く興味がなかったのだけれど、母にたたき起こされ一緒に観賞
母の世代にとってジュリー（沢田研二さん）は
若き日のあこがれのヒトで
テレビ画面に時々映る観客は、ほぼご年配の方々ばかり

まぁ！！ジュリーったら、すごい！ほっぺたが
あんなにたるんでる、
あの人、目が大きくて美男子だったのに・・・歳がいったら
みんなあーんな顔になるのね・・・などと
テレビに向かって失礼なことを言いたい放題しながら
歌もしっかり口ずさんでいた

青春時代に熱狂し、口ずさんだ歌に
長い年月を経てこんなカタチで再会できるファンは
ほんとうに幸せだと思う

ジュリーは、
グループサウンズで一世を風靡していた頃
みなさん（ファン）のおかげで自分は夢の中にいることができました
だから、普段は現実をしっかり見つめて、しっかり生きようと努めて・・・
しっかり生きて
今夜また夢の中に戻らせてもらうことができました
みなさん（ファン）のおかげです・・・
正確ではないけれど、ジュリーはこんな内容のことを
観客に語りかけていました

舞台でゆめやあこがれを提供するアーティストも
その対岸で熱烈に応援している人たちと同じなのだ・・・
いや、そんな風に意識して日々を過ごす人間が
生き残り
安らかな充実感を感じることができるのかもしれない、とさえ思いました

歌うことをやめないでいてくれているジュリーと
若い頃ジュリーの歌と共にたくさんの思い出を持ち現在に至って尚、
ジュリーを求めるファン
提供する側とそれを必要としている側がうまくあいまって
あのライヴに繋がってたのだろうと思います

アーティストは
一人でも多くの人たちに必要とされなければ
表舞台での活躍が難しい稼業
人のココロをつかむにはやはりその人の
人と為りが大事なのだろうな・・・

キレイな内臓、キレイな心
健康第一！

清志郎さん、はやく元気になってね☆



今日は大阪へ「リチャードⅢ世」を観にいってきました。
内容が重たかっただけに年内に感想文を上げてキレイな新年を迎えたいものです・・・

タグ：沢田研二 グループサウンズ