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並行☆読書中 [middle]

読書の仕方のことで
ブログをご覧になってくださっている方から

「パンダちゃんの読書方法は自分には無理、
自分は一冊の本に集中するタイプ・・・」と
ご連絡をいただきました

わたしは
飽きっぽく落ち着きが無い性分なのデス
だから
寄り道型並行読書症(?)

いま寄り道しているのは
芥川龍之介さんです

久しぶりに読みたくなって
物置きから引っ張り出してきました

芥川龍之介さんの小説は
暗くて陰惨な印象が強かったのですが

” 蜜柑(みかん) ” という作品を読んだ時
そのイメージが少し変わりました

今回は
” 杜子春(とししゅん) ”を
読み直ししてみて
新たな感情が湧いてきました

芥川龍之介の作品は
歳を経て読みなおすと

文章の印象が
こんなにも変わるものなのか、と
驚かされる作品が多いです

文章は
一言一句変わってはいないのに

感じとる印象が ” 変わる ” と、いうのは
一見そんなの当たり前のこと、なのかもしれないけれど
わたしには凄いことのような気がします

” 不変の作品(しかも活字)が変容する” 
作品は変わらないけれど、わたしが変わったのだなぁ・・・と
しみじみとしてしまいました(苦笑)


いつだったか忘れましたが
浅田次郎さんの随筆集を立ち読みしていて

浅田さんがまだ無名の小説家で
不遇な時期を過ごしておられていた頃

芥川龍之介の小説を
ひたすら写筆ていた、という
お話が載っていました

芥川作品は
短篇作品が多いので写筆しやすい
と、いうことと
短篇の中に描写されている文章・文体に
無駄が無く、しかも美しいのでとても勉強になる
と感じたためなのだそうです

その頃の浅田さんは
どうしても・・・否必ず、小説家になりたい、と
思いながら写筆に没頭されていたそうです
(立ち読みの中で印象に残ったことだったので
正確なニュアンスではないかも知れません・・・ゴメンナサイ[あせあせ(飛び散る汗)]

たしかに
芥川龍之介さんの作品は
ほんの数頁で読んでしまうことができて
しかも
読みながらその景色が目に浮かび易い・・・
芥川さんって凄いヒトなのですね(←当たり前デスネ・おバカ)

寄り道が脱線に変化しないように
そして
これ以上無駄な文章を付け足さないようにするために
もう・・・寝マス(苦笑)

今夜は
09.06.24.jpg (14)blog.jpg09.06.24.jpg (12)blog.jpg
イカフライ むらさきキャベツの酢漬け 

09.06.24.jpg (8)blog.jpg
しし唐の醤油炒め など

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PANDA

ララアントさま
ご来訪&nice!をいただき
ありがとうございます!
by PANDA (2009-06-28 23:13) 

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