ラ・トラヴィアータ（椿姫）の思い出

DVDだけれど
ひさしぶりにオペラ
「ラ・トラヴィアータ（椿姫）」を鑑賞しました

数あるオペラ作品の中では
とても有名な作品で
たくさんの人たちに（世界中で）
愛されている演目のうちのひとつです
あらすじは・・・↓新国立劇場「椿姫」より
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000016_3_opera.html

「椿姫」との出会いは
このお話がオペラになっている、ということをまだ知らなかった頃に
ある方からプレゼントしていただいた本を読んだことがキッカケです


この本に書かれている
” ほんとうに人を愛するとはどういうことか ” なんていう
細やかな部分まで理解できたのかどうか
と、いう年頃のときに読んだので
オペラ「椿姫」として再会するまで
その時分のことはすっかり忘れていました

オペラの「椿姫」を知ったのは
大学生の頃
いま思えばとても大切な人たちとの
” 出会い ” や ” 縁 ” が
その時にいくつもありました

今回鑑賞したＤＶＤにはそんな
むかしの記憶が次々と蘇ってくるような
なつかしさがありました

美しい舞台と
活き活きとした歌声に
耳と心が洗われるようなひとときで
ついでに涙もホロホロとこぼれて瞳もスッキリ洗われました

むかし開いて読んだ本の
序文に書かれていた文章がしっくりとくる
作品になっていたように感じました　でも、
ひよっとしたら、わたしの思い入れが強かったから
そう感じたのかもしれません・・・


プレゼントしていただいて
ウン十年も経っていますが
処分もせずに残っていました

オペラのことを知らない時分であっても
これは手放してはいけない、と、思わせた
出来事がありました

この本を贈ってくださった方は
それから何年も経たないうちに
お子さんを残してガンで亡くなられました

その時分もわたしはまだ
繊細なことはなかなか理解できない
” 鈍感なお子ちゃま ” でしたが

なぜ「椿姫」だったのか今となっては
わからないけれど
亡き人が手にとって選んでくださった本
贈ってくださった方の思い・・・みたいなものを
身体のどこかで感じていたから
ずっと手放すことができなかったのだろうと思います

そのおかげで後に知った
オペラ「椿姫」はとくべつなものになり
そのとき出会った人たちは
とくべつな存在になりました


今回鑑賞したＤＶＤの感想文は
また後日（とほほーん）



１０月１５日の夕食は

ロールキャベツ　お豆腐とねぎのお味噌汁

きょうの夕食は

天ぷら（鰯　玉ねぎ　レンコン　万願寺唐辛子　紅ショウガ　など）　大根とかぶらの間引き菜

お豆腐とエリンギのお味噌汁

タグ：椿姫 ラ・トラヴィアータ

コメント 2

記事には 何ら関係ありませんが 先日　小さな2番館の映画館で
観た映画の事です。。。
"扉をたたく人" 小品だからDVDはないかもですね。。。
もし　見かけたら　借りて　観てください！
久しぶりに　映画らしい映画に出会えたようで感動しました。
by ララアント (2009-10-19 23:35) 

ララアントさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます！
ララアントさまがご紹介してくださった
” 扉をたたく人 ” ↓公式HPがありました!!
http://www.tobira-movie.jp/
ピアノとストリングスそしてジャンべが組み合わさったBGMが
とても印象的ですね
DVDきっと鑑賞させていただきますね
すてきな映画をご紹介していただきありがとうございます!（＾＾）
by PANDA (2009-10-20 23:32)