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苦闘の中で [middle]

ヴィクトール・フランクルが生まれたのは
1905年

それから9年経って
第一次世界大戦がはじまりました
この戦争は4年間
1914年~1918年まで続きました

フランクルが9才~13才くらいまでの
できごとです

戦争が始まるかもしれない、という
不穏な時代から戦争が終わった後も
多くの人びとの生活は
物資不足や貧困などで苦労していました

当時小学生だったフランクルも
物資を手に入れるため午前3時には家を出て
配給の行列に長時間並んでいたのだそうです

フランクルは元来
冗談(ジョーク)好きで楽観主義的な
キャラクターだったのですが

まわりの大人たちの間で蔓延していた
悲観主義(ペシミズム)や
冷笑主義(シニシズム)を
多感な年ごろだった
フランクル自身も影響を受け

フランクルが元々考えていた
” 人生の意味 ” についてうまく
整合できない状態になってきました

当時世間に蔓延した
悲観主義や冷笑主義などは
フランクルに限らず
多くの若者たちに影響を与え
その結果
若者たちの自殺が絶えなかったそうです

そんな中にあっても
フランクルは
” 考えること ” ” 実践してみること ” を
やめませんでした

わたしにとって
いちばん興味深かったのは
フランクルは
自分の頭の中で考えた
思想(?)や心理学のようなものを
生理学や実験科学なども取り入れて
確立しようとしていたことでした

フランクルが精神医学に対して
具体的に意識し始めた
14才、15才の頃のことです



生きていることの方が辛いと
感じることも時にはあるかもしれないけれど

自殺はしちゃいけない・・・と
昨日から今日にかけて思ったひとときです



10月17日の夕食は
09.10.17(3)blog.jpg09.10.17(2)blog.jpg09.10.17blog.jpg
あじのみりん干し 白菜と油揚げの煮びたし 菊菜とお豆腐の白和え

今夜の夕食は
09.10.18blog.jpg09.10.18(2)blog.jpg
稲荷寿司 お豆腐、鶏、ミツバのおすまし




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ララアント

難しい事は分りませんが・・・何しろ住みにくい(生きにくい)
世の中のようです。
義母の施設通いしていて 電車の遅れが殆んど"人身事故"
それも 首都圏 何処かで毎日のようにありました。
先日 手芸を教わっている先生の甥っ子さんが 
マンションから飛び降り自殺 娘と同じ31歳でした。
海外で育ち 帰国後 ずうっと慶應・・・
先生が言うには「打たれ弱い!!」と。
ホントに身近な人に及んできているのに 『恐れ』を覚えます。。。
by ララアント (2009-10-19 23:30) 

しばはな

フランクルは有名な方ですね。自死はやはり影響が大きいですよね。少しでも自死が減っていく世の中になってほしいです。
お稲荷さん、美味しそう!食べることを楽しむために生きるも大事ですね。
by しばはな (2009-10-20 21:13) 

PANDA

ララアントさま
ご来訪&nice!そして
コメントを寄せていただきありがとうございます!

わたし自身にもいえることなのですが
人間関係の希薄さが住みにくさや生きにくさに
つながっているのかもしれない、と感じます
ララアントさまがご推薦してくださったDVDを
鑑賞したらきっといろんな発見ができるだろうなぁと
思います(^^)
by PANDA (2009-10-22 22:06) 

PANDA

BRUCE06さま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!

by PANDA (2009-10-22 22:07) 

PANDA

しばはなさま
ご来訪&nice!そして
コメントを寄せていただきありがとうございます!

フランクルの本は高校生くらいのときに読んだ、と
おっしゃる方が多いのですが、わたしは
その機会がなく今年になってようやく出会い
いま、かなり影響を受けています

思いつめていたり、息詰まっているとき程ほど
美味しいものを黙々といただきながら
命はひとつしかない、でも、
答えや選択肢はひとつじゃない、たくさんある、と
自分に言い聞かせておきたいものです(笑)



by PANDA (2009-10-22 22:25) 

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