ザ・カレッジ・オペラハウス開館20周年記念 第44回オペラ公演 20世紀オペラ・シリーズ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」@ザ・カレッジ・オペラハウス 11/ 8(日)(2) [鑑賞]
ジャンヌ・ダルクは百年戦争の後期
フランスの救世主として活躍しながら
貴族たちの階級化された社会や
その当時の教会権力などに翻弄され
彼女が信じて行動した行いは
” 異端 ” として火刑に処せられた
数奇で不遇な運命をたどった女性です
彼女の死後は再評価されて
彼女が信じて行動した行いは
” 正統 ” とされ徳と聖性が認められて聖人となりました
聖人に列せられたのは
1920年頃のできごとです
「火刑台上のジャンヌ・ダルク」は
1935年頃作曲されました
あらすじは↓ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%88%91%E5%8F%B0%E4%B8%8A%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%AF
考え事をしているとき
様々な事柄を混在させながら考えることができたり
全く異なる案件を同時進行で考えることができたり
突然突拍子もないことを頭に思い浮かべることもできたり・・・
人間の頭の中はかなり色んなことを
同時に処理できるようにできていると思うのですが
今回観て聴いた ” 劇的オラトリオ ” は
舞台上で起きていることは全て
ジャンヌ・ダルクの頭の中で起こっていることを
” 視覚化、音楽化 ”
されているような感じがした舞台でした
登場する人たちは
台詞がありお芝居をする人
台詞がありお芝居をし、歌も歌う人
歌ってお芝居をする人・・・様々な人たちが混在して
音楽は
現代音楽っぽい響きがあれば
ジャズのようなリズムもあり
昔々のバロック時代を感じさせる音楽もあり・・・
舞台装置は
牢獄を感じさせる暗い空間に
火刑台と思われる柱がそびえ
柱のてっぺんから更に上を見上げると
壁がアーモンド型にくり抜かれていて
物語の進行に応じていろいろと
イメージができるような舞台になっていました
全てが雑然としているはずなのに
(わたしの文章が散り散りばらばらデス・・・)
観て聴こえてくるものは
美しくて、力強いものでした
ジャンヌ・ダルクと
彼女が火刑に処せられる前夜に遣わされた
修道士の二人の対話が中心となり
物語は進行していましたが
この二人をとりまく(支える?)
合唱やオーケストラの響きが
すっきりとまとまっていて、でも
迫力もあってとっても素晴らしかったです
” 火刑台上のジャンヌ・ダルク ” は
通常は演奏会形式で上演されることが
ほとんどなのだそうですが
今回のように舞台化(?)されたものを
観て聴くことで
理解し易く、しかも興味深く
作品を受け止めることができたような気がしました
世の中が・・・自分が混沌としている時
何かしらの ” 変化 ” をわたしは
ついつい自分にではなく
他者や他の出来事に期待してしまいがちなのですが
なんとなくそんなことも自分の目の前に
突き付けられたように感じた作品でした
ジャンヌ・ダルクはフランスの救世主として
これからもずっと
人びとから忘れ去られることはないと思うけれど
人柱(?)のような存在がなくとも
よりよい時代にならなければならない、でも
その方法はわからにゃいって、いう感じが
自分の頭の中でぐるぐると回ったひとときでした
ザ・カレッジ・オペラハウス開館20周年記念 第44回オペラ公演
20世紀オペラ・シリーズ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
台本 P.クローデル ◇ 作曲 A.オネゲル
指揮 チャン・ユンスン ◇ 演出 岩田達宗
ジャンヌ・ダルク 石橋栄実 ◇ 修道士ドミニック 川下登 他
管弦楽 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
フランスの救世主として活躍しながら
貴族たちの階級化された社会や
その当時の教会権力などに翻弄され
彼女が信じて行動した行いは
” 異端 ” として火刑に処せられた
数奇で不遇な運命をたどった女性です
彼女の死後は再評価されて
彼女が信じて行動した行いは
” 正統 ” とされ徳と聖性が認められて聖人となりました
聖人に列せられたのは
1920年頃のできごとです
「火刑台上のジャンヌ・ダルク」は
1935年頃作曲されました
あらすじは↓ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%88%91%E5%8F%B0%E4%B8%8A%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%AF
考え事をしているとき
様々な事柄を混在させながら考えることができたり
全く異なる案件を同時進行で考えることができたり
突然突拍子もないことを頭に思い浮かべることもできたり・・・
人間の頭の中はかなり色んなことを
同時に処理できるようにできていると思うのですが
今回観て聴いた ” 劇的オラトリオ ” は
舞台上で起きていることは全て
ジャンヌ・ダルクの頭の中で起こっていることを
” 視覚化、音楽化 ”
されているような感じがした舞台でした
登場する人たちは
台詞がありお芝居をする人
台詞がありお芝居をし、歌も歌う人
歌ってお芝居をする人・・・様々な人たちが混在して
音楽は
現代音楽っぽい響きがあれば
ジャズのようなリズムもあり
昔々のバロック時代を感じさせる音楽もあり・・・
舞台装置は
牢獄を感じさせる暗い空間に
火刑台と思われる柱がそびえ
柱のてっぺんから更に上を見上げると
壁がアーモンド型にくり抜かれていて
物語の進行に応じていろいろと
イメージができるような舞台になっていました
全てが雑然としているはずなのに
(わたしの文章が散り散りばらばらデス・・・)
観て聴こえてくるものは
美しくて、力強いものでした
ジャンヌ・ダルクと
彼女が火刑に処せられる前夜に遣わされた
修道士の二人の対話が中心となり
物語は進行していましたが
この二人をとりまく(支える?)
合唱やオーケストラの響きが
すっきりとまとまっていて、でも
迫力もあってとっても素晴らしかったです
” 火刑台上のジャンヌ・ダルク ” は
通常は演奏会形式で上演されることが
ほとんどなのだそうですが
今回のように舞台化(?)されたものを
観て聴くことで
理解し易く、しかも興味深く
作品を受け止めることができたような気がしました
世の中が・・・自分が混沌としている時
何かしらの ” 変化 ” をわたしは
ついつい自分にではなく
他者や他の出来事に期待してしまいがちなのですが
なんとなくそんなことも自分の目の前に
突き付けられたように感じた作品でした
ジャンヌ・ダルクはフランスの救世主として
これからもずっと
人びとから忘れ去られることはないと思うけれど
人柱(?)のような存在がなくとも
よりよい時代にならなければならない、でも
その方法はわからにゃいって、いう感じが
自分の頭の中でぐるぐると回ったひとときでした
ザ・カレッジ・オペラハウス開館20周年記念 第44回オペラ公演
20世紀オペラ・シリーズ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
台本 P.クローデル ◇ 作曲 A.オネゲル
指揮 チャン・ユンスン ◇ 演出 岩田達宗
ジャンヌ・ダルク 石橋栄実 ◇ 修道士ドミニック 川下登 他
管弦楽 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
BRUCE06さま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2009-11-13 23:45)
ララアントさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2009-11-15 23:21)
xml_xslさま
はじめまして!
ご来訪&nice!をいただき
ありがとうございます!
by PANDA (2009-12-19 00:16)