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大津三昧 [鑑賞]

歌劇「ルル」の
ロビーコンサートのお誘いをいただき
大津のびわ湖ホールへ行ってきました
09.09.22.otu.jpg
(もっと詳しく知りたい方は・・・↓)
http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=1066

びわ湖ホールでは
劇場で公演される演目をより多くの人たちに
身近に感じてもらえるように、と
このようなロビーコンサートを
無料で定期的に実施しているそうです

きょうは公演の当日に指揮をされる
指揮者が司会進行を務められ
その上、指揮もされながら
この作品を紹介されていました

歌劇「ルル」は20世紀に作曲された音楽で
響きや旋律が現代曲っぽいので
はじめはそれが不可思議な感覚で耳に入ってくるのですが

いつのまにか全く気にならなくなり
身体が響きと同化して
耳がどっぷりとその音楽を追いかけているのです

現代音楽は
昔の音楽の要素(?)みたいなものから反抗していて
人が感じる心地良さからはかけ離れているようなイメージがありましたが

きょうのロビーコンサートを聴いて
その考えが少しだけ変わりました

うまく表現ができませんが
時に言葉では言い表せない
ヒトの心の繊細な揺れや複雑な動きが
もし音楽だったらこんな(?)響きや旋律になるのか・・・なぁ?
なぁんて(苦笑)

ピアノ伴奏での歌唱でしたが
10月の公演ではオーケストラ演奏での歌唱なので
実際の演奏はどんな雰囲気になるのか
だんだん楽しみにな気分になりながら
このロビーコンサートを堪能しました

そんな充実したコンサートが終わって
大津の町をのんびり散策しながら
おひるごはんをいただき
午後は長等公演内にある
三橋節子美術館へ行きました
09.09.22.otu(2).jpg
美術館の詳細は↓
http://www.lbm.go.jp/kenhaku/shoukai/09.html
http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1007428708828/index.html

こじんまりとした静かな美術でした
三橋節子さんの一生を知った上で
絵をながめると
一日でも長く生きて絵を描きたかっただろうな
なにより
ずっと生きて子育てをし続けたかっただろうな
と、いうような思いが静かにこみ上げてきます

ひとりの画家として絵を鑑賞しても
鮮やかな色使いや不思議な遠近の技法に
眼が吸い込まれそうな迫力があります

絵画のほかに
写真や遺品なども展示されていました

亡くなる数時間前に
幼いわが子に書き遺した手紙は
壮絶な病気と闘っている人が書いたとは
到底思えないような明るい文面で
彼女の心の強さに
再び胸を打たれました
素晴らしい美術館でした
必ずまた足を運ぶと思います

関西に住んでいながら知らないことばかり・・・
大津はびわ湖の自然と充実した劇場と
短い一生ながらも
たくさんの思いを絵に遺した画家が住んでいた
古い街並みが残るとても魅力的な町でした

10月には
大津祭り↓という江戸時代から続く伝統のお祭りもあるそうです
http://www.otsu-matsuri.jp/guide/history.html

充実した大津での一日でした[ぴかぴか(新しい)]


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PANDA

BRUCE06さま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2009-09-28 22:04) 

PANDA

ララアントさま
ご来訪&nice!をいただき
いつもありがとうございます!
by PANDA (2009-09-28 22:04) 

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