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お試しセットはあくまでも宣伝

DVD鑑賞 歌劇トゥーランドット@藤沢市民会館 大ホール(2) [鑑賞]

↓(1)を更新したのはずいぶん前のことでした・・・
http://gold-ladybug.blog.so-net.ne.jp/2009-07-10

歌劇「トゥーランドット」ベリオ版
指揮 若杉弘 ◇ 演出 栗山昌良
トゥーランドット 渡辺美佐子 ◇ カラフ 米澤傑 ◇ リュー 丹藤亜希子 /他
管弦楽 藤沢市民交響楽団


同じ音楽を聴いているのに
奏者が違うだけで心にしみる印象が
こんなにも変わるものなのかと
驚きの連続です

物語の進行に沿った音楽と時間の変化が
さり気なく展開されていくのですが

それを聴き流し(?)にはできない
惹きつけられる響きの明るさや暗さ
音量の変化などが巧みにあって

目の前で演じられている
動き(お芝居)と自然に溶け合っているのです

音楽とお芝居とが自然に融合することは
あたりまえのことなのかもしれませんが

やっぱりお目にかかったり
お耳に(?)かかれる機会は
少ないような気もします

ベリオ版は
最後はとっても静かに終わるのですが
静寂の中に芯がしっかりとした迫力が
舞台にも音楽にも感じられて
胸が熱くなってきます
こういう感動のさせ方もあるのですね

チャンスがあれば
必ずライヴで観て聴いてみたいオペラのひとつです

でも、指揮者の若杉弘氏は
お亡くなりになられているので
この方の音楽をライヴで聴くことは
もうできないのですよね(←当り前・おばか)

クラシック音楽は昔々の音楽ですが
人びとにとって必要だから
たくさんの人の手を経て継承されて
残ってきました

音楽に限らず
先人がもつ
むかしの記憶や現場を潜りぬけてきた
ノウハウのようなものは混沌としている今
とても貴重なもののように感じます


10月11日の夕食は
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おこのみやき


きょうの夕食は
09.10.12blog.jpg09.10.12(2)blog.jpg
揚げだし豆腐 鯵のひもの(少食だから半身・・・笑) ほうれん草のお浸し
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わかめとちくわのお味噌汁




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沼尻竜典オペラセレクション 歌劇「ルル」@滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール [鑑賞]

いきなり・・・
10月3日の夕食は
09.10.03blog.jpg09.10.03(2)blog.jpg
麻婆茄子 ほうれん草のお浸し メザシなど

そして今夜は
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お好み焼き



関西圏に住んでいますが
我家から大津へ行く、と、いえば
ちょっとした小旅行をする気分になります
だけど
さいきんそんな大津へ
せっせと足を運ぶ機会が多いです

着て行く服の選択に困るくらい
ほんとうにいま、秋なのかな、と、感じるくらい
きょうは日差しが強くて良いお天気でした

大津駅に到着して
バスかタクシーで劇場へ
直行してもよかったのですが

なんとなく大津の町を歩いてみたくて
ふらふらと町の細い路地を歩いていると
来週からはじまる
大津祭りにむけて組み立て準備をしていると思われる
山車(だし)と遭遇[exclamation]

tabi09.10.04(4)blog.jpgtabi09.10.04blog.jpg
作業中のところを無理いって
写真を撮らせていただきました
屋根の上に乗っているのは
大津祭りを行うきっかけとなった
” タヌキ ” ちゃんデス[ぴかぴか(新しい)]

たくさん写真を撮りたかったのですが
劇場にも早くたどりついておかなければならなかったので
うしろ髪をひかれる思いでその場をあとにしました

いいものを見せてもらったぁー、と
感動で胸をドキドキさせながら
少しずつ目的地を目指していました

そして
ふと、振り返ると
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さっきとは別の山車が遠くに二基・・・
見に行ってみたーい[どんっ(衝撃)]
でも、山車がある方向は
劇場とは真反対のため我慢しました

きょうはなんだか
本来の目的を一瞬忘れさせてしまうような
誘惑が歩いているだけで次々とおそってきます(苦笑)
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金魚の品評会のような催しをしていたようです・・・

ようやく視界に
びわ湖が見えてきました
tabi09.10.04(3)blog.jpg

感想文にたどりつくまでに
たいへん寄り道をしてしまいました・・・(とほほん[たらーっ(汗)]

あらすじは↓(さいきんリンクに頼りすぎて手抜きデス[あせあせ(飛び散る汗)]
http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=957

歌劇「ルル」3幕完成版(ドイツ語上演・日本語字幕付)
原作/フランク・ヴェーデキント 戯曲「地霊」「パンドラの箱」
台本・作曲/アルバン・ベルク 補筆/フリードリヒ・ツェルハ

指揮/沼尻竜典 ◇ 演出・装置/佐藤信
管弦楽/大阪センチュリー交響楽団

ルル/飯田みち代 ◇ ゲシュヴィッツ伯爵令嬢/小山由美  他 

きょう観て聴いた演目は
自分が ” 慣れていない、馴染んでいない ” 為に
驚かされた瞬間もあれば
なぜそうなっているのかが理解できない瞬間もあり
色んな意味で考えさせられたひとときでした

お芝居と音楽がからみあった
文字通りの歌劇でしたが

お芝居の時の演技やキャラクターとして特徴のある
ドイツ語の台詞回しが自然体で表現されていて
お芝居としてとても魅力的で楽しむことができました

”歌劇” なのに不謹慎かもしれないのですが
お芝居だけで舞台が進行してもいいのではないか、と
感じるくらい
お芝居のシーンと
歌唱のシーンには落差がありました

3階席で聴いていましたが
全体に聴こえてくる声がいつもより
ちょっと弱い(?)ように感じられて・・・

聴こえてくる歌声が弱いと
歌唱の時の演技は精彩さを欠く、と、いうことを
今回は体感しました

それはたぶん
舞台装置も
” お芝居仕様 ” だったからなのかなー、と
素人の浅はかな考えですが
そんなことも感じました

シンプルな舞台装置の後ろに
普段なら
客席の人たちが観る機会が少ないと思われる
指揮者のモニターを ” 観せている ” 設定になっていて

大ホールの舞台の奥行きって
こんなに広いのか・・・と圧倒させられる
がらんどうとした空間が広がっていて

ひと声出すと
その響きは一体どこへ飛んでいっちゃうのだろう・・・と
心配になるくらい
これまで観たことがない
むき出しの舞台を観たような気がしました

オーケストラは
たぶん、良かったんだろうなぁ、と、自分が
現代音楽を聴き慣れていない為に
BGM感覚でしか聴くことができませんでした・・・(勿体ないことデス・反省)

こういう舞台もあるのだなぁ、と
演目の内容以外で
いろんな発見があった公演でした













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劇団創立60周年記念公演 松竹新喜劇@大阪 松竹座9/27(日)午前の部  [鑑賞]

関西に住んでいながら
漫才や喜劇といった ” お笑い ” は
テレビでしか観たことがない・・・わたしは
情けにゃい関西人です

そんなわけで今回は松竹新喜劇を初体験!
しかも60周年記念で
二種類上演されるお芝居の間に
口上がはさみこまれているという
たいへん豪華な公演でした


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大阪松竹座 むかしこの建物は映画館だったのだそうです[ぴかぴか(新しい)]


全ての演目を合わせると4時間近い長丁場でしたが
どの演目もそして口上もとても魅力的で
あっという間のひとときでした

喜劇、ですが
コメディーを連想するような
ドタバタとした雰囲気ではなく
ユーモアとウィットに富んだお芝居でした

最近の世情もからめられていて
家族間や人々の人情など
観る者が自然に
笑って涙するシーンが盛り込まれており
しかも、その合間に
ちょっぴりだけ歌舞伎に似た
立回りがはさみ込まれ・・・

きめ細かい
物語の展開になっていました

こんなに楽しい喜劇を観て
これ以上小難しいことを更新するなんて
ナンセンス!です

客席で観ている間中ずっと
温かい気持ちになる
” 可笑しさ ” に心が柔らかくなり
となりで座っている
観に連れてってくださった
その人の腕を思わず
ぽん、ぽん、ポーン・・・と叩き引き寄せながら
自然に笑みがこぼれ、涙がこぼれて

客席全体も
ほとんどそんな同じ
心持ちを共有していたように思います

このユーモアをまだ理解できることに
みんなと同じ空気を共有できたことに
ホッと安堵しました

松竹新喜劇は子どもの頃
テレビで毎週(・・・だったかな?)のように
観ていましたが

照明の渋さ(?)とか物語のスピード感が
テレビでは地味な感じが
子どもごころにしていました

でも、藤山寛美さんのお芝居は
当時子どもだったわたしも
強烈に笑わされました(懐かしい・・・)

松竹新喜劇の観劇初体験
とっても良かったです
やっぱり
” ライヴ ” が一番、デスね☆


劇団創立60周年記念公演 松竹新喜劇
1.裏町の友情 (現代劇 一幕)
2.60周年御祝口上
3.はなのお六 (時代劇 三場)

興味のある方は大阪松竹座↓ 
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/index.html


<おまけ>
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地元に住んでいても、つい見とれちゃう[かわいい]

そして、帰りみち・・・

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木馬へ・・・?杯しか飲まなかったのに何故か酔いました[あせあせ(飛び散る汗)]
あっという間だったけれど長時間だったからやっぱり疲れたのかなぁー?(苦笑)


タグ:松竹新喜劇
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大津三昧 [鑑賞]

歌劇「ルル」の
ロビーコンサートのお誘いをいただき
大津のびわ湖ホールへ行ってきました
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(もっと詳しく知りたい方は・・・↓)
http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=1066

びわ湖ホールでは
劇場で公演される演目をより多くの人たちに
身近に感じてもらえるように、と
このようなロビーコンサートを
無料で定期的に実施しているそうです

きょうは公演の当日に指揮をされる
指揮者が司会進行を務められ
その上、指揮もされながら
この作品を紹介されていました

歌劇「ルル」は20世紀に作曲された音楽で
響きや旋律が現代曲っぽいので
はじめはそれが不可思議な感覚で耳に入ってくるのですが

いつのまにか全く気にならなくなり
身体が響きと同化して
耳がどっぷりとその音楽を追いかけているのです

現代音楽は
昔の音楽の要素(?)みたいなものから反抗していて
人が感じる心地良さからはかけ離れているようなイメージがありましたが

きょうのロビーコンサートを聴いて
その考えが少しだけ変わりました

うまく表現ができませんが
時に言葉では言い表せない
ヒトの心の繊細な揺れや複雑な動きが
もし音楽だったらこんな(?)響きや旋律になるのか・・・なぁ?
なぁんて(苦笑)

ピアノ伴奏での歌唱でしたが
10月の公演ではオーケストラ演奏での歌唱なので
実際の演奏はどんな雰囲気になるのか
だんだん楽しみにな気分になりながら
このロビーコンサートを堪能しました

そんな充実したコンサートが終わって
大津の町をのんびり散策しながら
おひるごはんをいただき
午後は長等公演内にある
三橋節子美術館へ行きました
09.09.22.otu(2).jpg
美術館の詳細は↓
http://www.lbm.go.jp/kenhaku/shoukai/09.html
http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1007428708828/index.html

こじんまりとした静かな美術でした
三橋節子さんの一生を知った上で
絵をながめると
一日でも長く生きて絵を描きたかっただろうな
なにより
ずっと生きて子育てをし続けたかっただろうな
と、いうような思いが静かにこみ上げてきます

ひとりの画家として絵を鑑賞しても
鮮やかな色使いや不思議な遠近の技法に
眼が吸い込まれそうな迫力があります

絵画のほかに
写真や遺品なども展示されていました

亡くなる数時間前に
幼いわが子に書き遺した手紙は
壮絶な病気と闘っている人が書いたとは
到底思えないような明るい文面で
彼女の心の強さに
再び胸を打たれました
素晴らしい美術館でした
必ずまた足を運ぶと思います

関西に住んでいながら知らないことばかり・・・
大津はびわ湖の自然と充実した劇場と
短い一生ながらも
たくさんの思いを絵に遺した画家が住んでいた
古い街並みが残るとても魅力的な町でした

10月には
大津祭り↓という江戸時代から続く伝統のお祭りもあるそうです
http://www.otsu-matsuri.jp/guide/history.html

充実した大津での一日でした[ぴかぴか(新しい)]


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A CHORUS LINE コーラスライン@兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール 9/6(日) [鑑賞]

これまで
ミュージカルはずーっと敬遠してきました

音響効果(?)みたいなものに
偏見があって・・・

でも
それは大きな間違いだった、と、いうことに
昨年末頃から気がつきはじめて・・・
きょうは
とっても良い機会に恵まれました
わたしは幸せ者です[ぴかぴか(新しい)]

↓あらすじは・・・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC

本家本元の
ブロードウェイミュージカルなので
当前なのですが
出演者たちのキャラクター創りが徹底していました

激しいダンスを踊りながら
胸を打たれる感動的な歌唱はもちろん

” お芝居として ”
決して上手とはいえないダンスや
ぎこちないセリフや仕草など
ごく自然に表現されていたのにも驚きました

プロのダンサーが
故意にぎこちないダンスを踊るのは逆に難しそう・・・なんて
変なところで関心してしまいましたが

出演者たちのユーモラスな台詞や演技に
笑わせてもらったり

夢を追いかける希望と背中あわせにある
未来の不安に共感し・・・

ビジネスとして舞台に立つ人たちは
ほんとうの自分の姿と折り合いをつけながら
それが他人に判らないように封をして
大多数(?)に求められるには
どうしたらいいか模索しながらも懸命に生きていて

ミュージカルの後半で歌われる
” What I Did for Love ” には

自分が求めたもの(ダンサーとしての職や夢、など)は
いつか失ってしまうかもしれないけれど
そのことに打ち込んだその時の想い(愛)は
失わない

と、いうような内容の歌唱に
とても説得力があって
繰り広げられていることは
単純かもしれないけれど、永遠のテーマだと思いました

ラストシーンは
キラキラ☆ゴールドの衣裳を身にまとった出演者が
超有名な ” ONE ” の音楽にのせて
華やかなダンスと歌のミニ・レビュー(?)で
わたしの瞳も舞台に引き込まれて
うっとり[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]してしまいました(笑)


↓「コーラスライン」よりWhat I Did for Love

(愛した日々に悔いはない)




今夜は
体調が悪く夕飯は抜き!(とほほーん[あせあせ(飛び散る汗)]
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DVD鑑賞 オペラ「沈黙」(2) [鑑賞]

「沈黙」のあらすじが
ほとんど記憶喪失(苦笑)だったため
さいごまで
ハラハラ、ドキドキしながら鑑賞していました

ときに
政治や権力に絶大な影響力を及ぼす宗教を
そんな背景があるとは知らず
ひたすら信仰し続ける貧しい村人たちの
純粋さに心を打たれ

最期まで「神」の教えに忠実に
布教活動を遂行しようと決心していた司祭が
キリシタン弾圧で次々と残酷な処刑をされていく
村人たちの姿を目の当たりにさせられ
究極の選択である踏み絵を強要された時の
緊迫したシーンに息をのみ

キリシタンを弾圧する側の役人たちの
村人たちへの容赦ない拷問と
司祭を絶望させるための
ずる賢い計算と酷い仕打ちに
宗教の根本を揺るがすような
問題定義をつきつけられたような気持ちにさせられて・・・

・・・そういう
キャラクター分け(?)みたいなものが
舞台上や音楽で
はっきりと描かれていてとても解かりやすかったです

そして
悲惨で深いテーマを扱っているのにもかかわらず
舞台装置や舞台転換、照明に工夫が凝らされていて
視覚的にも最後まで印象深いものでした

小説の「沈黙」は
究極の選択でとうとう踏み絵を踏んでしまった
司祭のその後の自身と「神」(信仰)との
関わり方の部分まで描かれていますが

オペラの中では
キリシタン禁制が敷かれた長崎に
命がけで入国した司祭が
キリシタン弾圧の現実を目の当たりにして
苦悩の末
踏み絵を踏んでしまうところまでで
終幕しています

原作にほとんど忠実に表現されていましたが
「信仰」について、それを舞台上で
肯定も否定もしないように表現されていたように感じました

答え(?)みたいなものを
観る者にゆだねてくれるような作品は
やっぱり見応えがある!と、思えます

音楽は現代曲風(?)なので
不思議な響きが多く
楽器の使われ方もユニークに感じましたが
物語が佳境に入るにつれ音楽が
”ワーグナー”っぽい、と感じてしまいました
(ワグネリアン [ = ワーグナー愛好家 ] の方々には
 断じて違う!!と言われてしまいそうですが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

このオペラは
サントリー財団から委託を受けて
委託された作曲家の方は
それなら
「沈黙」でオペラを創るしかない!
と、思って13年かかって作曲されたのだそうです

そういった
熱意と努力をしっかり感じ取ることができるオペラでした
ライヴで観てみたかったな・・・
(「黒船」のときと同じ心もちデス[あせあせ(飛び散る汗)]



DVD鑑賞 オペラ「沈黙」

原作/遠藤周作 ◇ 台本/作曲:松村禎三
指揮/山下一史 ◇ 演出/中村敬一

出演
ロドリゴ/小餅谷哲男 ◇ ヴァリニャーノ/新川和孝
フェレイラ/井原秀人 ◇ キチジロー/枡 貴志
モキチ/松本薫平 ◇ オハル/石橋栄実   他

管弦楽/ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団


今夜は
09.08.07blog.jpg
野菜のてんぷら









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ジングシュピール [鑑賞]

きょうは大津へ行ってきました

biwako09.07.18(2).jpgbiwako09.07.18.jpg
びわ湖デス[ぴかぴか(新しい)]



昔から・・・そして今も大変お世話になっている
先生からのお誘いで貴重なオペラの
” ゲネプロ ” を見学させていただきました

” ゲネプロ ” は
本番と同じようにメイクや衣裳をつけて
音響、照明、オーケストラ・・・など
すべて本番同様に行う舞台稽古、を、指す言葉です

本番はあさってで
チケットは完売状態だそうです
この日を楽しみにされている方の為にも
演目や舞台の様子の詳細は
ここでは控えます[あせあせ(飛び散る汗)]

ですが
素晴らしい音楽と素晴らしい舞台で
あさっての公演をご覧になられる方々は
きっとお幸せだと思います

見学させていただいたのは
” ジングシュピール ” というスタイルで
ドイツ語の台詞とドイツ語の歌で進行する歌芝居です

クラシック音楽で
ドイツ語の歌唱は一般的ですが

ドイツ語でお芝居・・・と、なると
いろいろな事情が重なって
” お芝居(作品)として ” 表現困難、という場合もあり

ときに
台詞は日本語だけど、歌唱はドイツ語、という
スタイルで上演されることもあります

今回は
台詞、歌唱共にドイツ語上演という
質の高い公演でした

驚いたのは
ドイツ語の台詞回しが 
” お芝居として ”
自然で、抑揚があり楽しめたことです

日本語のお芝居でも
台詞回しを堪能できたかどうか
?な時もあるので

” 表現 ” で使われる言語は
どんな場合もとても重要なのだと思います

そして
ドイツ語の歌唱は
みなさん素晴らしい声量で
とても聴きやすかったです

今回
初めて(・・・と、いうか、やっと)気がついたのは
ドイツ語オペラには
響きや雰囲気に
どことなく独特の気品がある、と、いうことでした

これもたぶん
” 聴かせるため ” の
言葉の発せられ方に重要なポイントがあるのだ、と、感じます

なぜ今まで
そのことに気がつかなかったのか
不思議なくらいデス[どんっ(衝撃)]

今日聴いた
ジングシュピールには、またこんな
品が良くて気高いドイツ語オペラを聴きたい、と、感じさせる
美しさで満ち溢れていました


今夜は
09.07.18.jpg
太刀魚の塩焼き 



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